会社員の在宅勤務化が一気に進む

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ウイルスの流行で注目されたテレワーク

 

新型肺炎のニュースでもちきりですが、出社せずにテレワークを推奨する動きがあります。

大流行のリスクを考慮すれば、満員電車通勤や沢山の人が集まる会社での仕事は危険です。

在宅勤務という働き方はこのような事象がきっかけで一気に進むのかもしれません。

 

もちろん、病気予防だけでなく、業務の効率化の上でも出社しない働き方は今後どんどん増えていくと言われているのです。

会社に行かないと仕事できないわけではない

 

情報のやりとり、コミュニケーションの手段が人と人との直接的コンタクトしかなかった時代は会社という場所に集まる意味がありました。

 

 

でもネットの普及とITの進化で、会社そのものの在り方が変わりつつあります。

 

 

人件費の次にかかるのが社屋の維持費、巨額な賃貸料です。

都内に本社を置いて毎日100人の社員が出社する場合の経費がなくなったらどうでしょう?

地方の主要都市に支店、営業拠点を構える会社なら尚の事。

 

 

それって本当に必要でしょうか?

 

維持するには、清掃パート、警備、受付などに配置する人員にも人件費がかかります。

OA機器のメンテナンス、水道、光熱費と物凄い経費がかかっています。

 

それって本当に必要ですか?

 

経営者からすれば、必要経費の削減で一番必要なのは会社(社屋)をなくす事かもしれません。

集まる時だけ、高級ホテルでも借り切って社員を集めた方がはるかに安く済みます。

営業はそうはいかない?そうでしょうか・・・

 

この15年間で日本の営業職が130万人減少したというデータがあります。

私たちの世代では営業は会社の花形と言われていました。

次々と契約を取ってくる凄腕営業マンはスターのようにもてはやされました。

自動車業界、保険業界などはその最たるものでしょう。

凄腕営業マンは年収も数千万になるなど、夢のある仕事だったのです。

 

 

 

なぜ営業マンが減っているのでしょう?

販売の主流がネットに移っているのです。

人的な直接販売、セールスマンの活躍する場がかなりの割合で減っているという事です。

という事は、営業自体会社に存在価値があるのかとなってしまうのです。

 

凄腕営業マンは要らない時代

 

僕は保険業界にもいたことがありますが、当時から保険はネット営業が始まりつつありました。

毎日のようにテレビ、ラジオで流れる保険のコマーシャル。

ネットで簡単に見積もりも取れます。

 

 

 

保険の営業で一番ベストなのは即決でした。

お客様と会ってプレゼンしたらその場で契約させるのがプロの仕事です。

検討する、お金がないなどの断り文句を打ち消して、今日ハンコを押してくださいという強いクロージングが必要なのです。

そのような価値観でセールスする営業マンは先伸ばしを極端に嫌います。

伸ばせば伸ばすほど、契約がとりにくくなるからです。

 

 

 

ところが、そのような営業マンがどんどん姿を消しつつあります。

今の時代に、強引な営業手法がそぐわなくなってきているらしいのです。

不本意に強引に押し切られてサインしてしまったら昔ならまあしょうが無いかとなるところですが

クーリングオフを使えばキャンセルできるというのは常識です。

 

 

 

販売会社にとってもっと恐ろしいのは、クレームがネットで流布されることです。

強引な営業マンは会社をつぶすことになりかねない時代です。

契約さえ取ればいいという営業は今は通用しません。

 



一方営業事務職は逆にどんどん増えている

現場の営業マンは減っているのに営業事務職は数倍に増えているのです。

仕組みの変化がその原因です。

テレフォンオペレーター、ネットで締結した契約を処理する部署など事務レベルでの仕事が急激に増えています。

営業はコマーシャルで代用できます。

広告費用に経費を当てた方が人を使うより効率的になってきます。

 

まだ、そこまで行っていないかもしれませんが、早晩そうなっていくのは間違いありません。

主要な消費世代がそれが当たり前の時代で育っている人に変わりつつあるからです。

 

 

 

 

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