世の中に失敗もやり直しも存在しない

今日の元

「そうあるべきだ、そうでなければならない」は思い過ごし

日本人は、仕事が続かない、結婚生活が続かないのは忍耐力が無いからだと決めてかかりたがります。

僕は何度も転職し、自営の仕事もいくつかやってきました。

そこそこうまくいったのもあれば、直ぐに撤退したのもあります。

会社でだって、中間管理職くらいまでにはなったこともあります。

どれが成功で、どれが失敗だったかなど考えてもあまり意味はないと思っています。

自分で自分を優秀だと思ったことはないし、かといって馬鹿だと思ったこともありません。

その時々で頑張ったこともあるし、怠けたこともあります。

優越感に浸ったこともあるし、劣等感に苛まれたことも沢山あります。

人生とはそういうものです。

人間というのは他人の事はあーだこーだと言うけれど、自分のことは甘やかすもの

多くの人は他人にレッテルを貼るのが大好きです。

何度も転職しているのはどこかに問題があるからだとか、あの人はバツ2なんですよとか

他人の事をとやかく言うのが大好きです。

そいいう人に限って「ここだけの話ですよ・・・あの人高校もろくに出てないらしいです」とか悪口を流しまくるのです。

人の事偉そうに批判して、自分はそんなに偉いのかと言いたくなります。

若いころは思い込みが強いので、他人がどう思っているかが気なって仕方なかったりしました。

経験がないから、自信がないのが若いころです。

でも、最近は経験を積んできたせいか、人がどう思おうとあまり気にならなくなりました。

どうしたって人生はつまづくものだし、失敗したらしたでまた次の事をやって生きていくもの

それが経験になっていくわけですから、いちいち気にしちゃ生きていけません。

苦しい事や思い通りにいかないことも、それはそれで人生の肥やしにしていけばいいのです。

またうまくいかなかったらどうしようとか、失敗ばかり恐れていても何も始まらないのです。

失敗するのは何かをやった結果であって、何もやらないよりはましです。

かといって犯罪などの極端な行動に出るのは、もちろんダメです。

自分の存在価値を低く見積もりすぎると平気で他人に迷惑をかけるようになります。

何をしてもいいわけではありません。

今度失敗したらもうおしまいだなどという事はまったくない

実際お終いじゃない。

死んだらおしまいだけど、生きている限り人生は続いていくし、新しい展開に向き合うしかないのです。

転職するごとに新鮮さがなくなって人としての価値が下がっていくとか、バツの数が多くなっていくに従って信用がなくなっていくとかいう価値観

人間は大根やニンジンじゃないのです。鮮度は重要ではありません。

皮肉なことに人生には何度失敗してもまた次があるのです。

そんな中にも気づきがあるものです。

生きている限り負け続けるなんてことはありません

逆に勝ち続けることもありません。

そもそも何に勝って、負けているのでしょう?

勝敗という意識を捨てられたときから幸福とは何なのかという意識が出てきたりします。

 

 

 

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