それでもアパート経営始めますか?
不動産収入というと、アパートやマンションを保有して居住者を募り、家賃収入を得るというのが真っ先に浮かびます。
まず、初期投資が莫大です。
新築なら勿論のこと、中古物件でも数千万単位で購入資金が必要です。
また、借り手がつくかどうかも心配です。
持っているだけで税金や保守費用がかかるのが不動産です。
長期ローンでアパート経営に乗り出すのは一般人にはなかなか出来るものではありません。
不動産投資はこのような負担を負わずに不動産から収入を得る方法です。
不動産を投資対象にするという方法
個人投資家が数千円単位から購入できる不動産というものがあります。
都心の一等地にあるオフィスビル、リゾートホテル、商業施設、高級マンションなど、個人で購入することは到底できないような物件。
こういった物件を投資家から集めたお金で購入して、運用益を分配する仕組みをREIT(リート)と言います。
元々はアメリカで生まれた仕組みですが、日本ではJ-REITという組織が2001年9月に証券取引所に上場されています。
REITとは不動産を対象にした投資信託の一種です。
対象不動産は日本以外にも本場アメリカをはじめとして世界中にあります。
日本に居てもこうした世界の優良物件のオーナーになれるというわけです。
REITは対象不動産から得られた利益のほとんどを投資者に分配することになっています。
注目すべきはその利回りの高さです。
最近のJ-REITの代表銘柄では6~7%という高い利回りとなっています。
勿論、元本が保証されているものではないので、リスクがあることも考えて自己責任での投資と考えましょう。
考え方によっては、家を購入するよりはるかにリスクは少ないです。
低額からの積み立ても可能、参入リスクは低いと言える
地域だけでなく物件の種類によっても市場性は変化します。
例えば、最近ではコロナの影響もあり、自宅に居ながら買い物をする通販市場が活況です。
そのため、アマゾンなど大手の通販会社が新たに大型倉庫を増やしています。
こういう物流倉庫物件が狙い目とも言われています。
住宅物件でも、賃貸物件のように、安定して賃料がはいる物件が相対的に堅調と言えます。
REITのメリットとしてすぐに解約、払い戻しが出来ることがあります。
また一括でまとまった金額を投資することも、積み立てでコツコツ増やすことも可能です。
銀行やネット証券のサイトから簡単に購入することが出来ます。
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