こんな時期にこそ考えてみたい私たちの未来
駅から人がいなくなってしまいました。
これからどうなるか不安です。
収入減少をどう乗り切るか。
それぞれに思い悩んでいる方も多いと思いますね。
僕の世代は戦争が終わって15年ほど経って生まれた世代です。
世界的な動乱はこの75年ほどは起きていません。
世界中、今もどこかで戦争の火種はくすぶり続けていますし、自然災害も毎年起こっています。
でも世界大戦規模の大きな破壊は半世紀以上起きていないのです。
その意味では、今回のコロナウイルスの大流行は尋常ではない怖さを感じます。
危機に陥ると人間の本性が出てきます。
生き残ろうとする本能が出てくるのです。
人を押しのけて自分だけ助かろうとする人
チャンスだとばかりにギャンブル的に株やFXに大金を投じる人
世界の指導者の動向に注視していくべきです。
それと同時に、こういう時期だからこそ、なにが起きても慌てないで自分で生きていく力をつけていく努力が必要だと思います。
病気の蔓延も怖いですが、それによる経済的な混乱が深刻ですね
そうですね。経済の停滞は私たちの生活の根幹に関わることですから。
会社依存というのがいかに脆いものか今回の件で露呈してしまった感じです。
人間は一人では生きられないものですし、お互いが弱い部分を支え合い、知恵を絞って生きていくしかありません。
と同時に私たち一人一人が地に足をつけて自分の生き方を切り開く努力が大切です。
最後には自分を助けてくれるのは自分しかいないわけですからね。
自助努力が大切ということですね。
ここからの話は、あくまで推測を元に展開していきます。
ご意見がありましたらレスお待ちしております。
生きていくうえで必要な基本的行為とは「衣食住」と言われています。
これがないと生きていけない最低条件です。
まず、食ですが日本の食料自給率は世界でも最も低いと言われています。
農業にもっと力を入れるべきだと思います。
このブログでもかなり以前に取り上げたことがありますが、週末農業で自分の食料を自給自足する。米や野菜は仲間で作り分かち合う。
共同市場のような場所で魚や肉と交換できるようにするのもありですね。
調味料は日本では味噌、醤油は昔から自宅で作っていましたしノウハウはあります。塩、砂糖も国内生産可能です。
嗜好品や特殊な食材は別として、基本的な食の柱はこれで賄えます。
次に住ですが。
人口減少でアパートや賃貸住宅は空き家だらけです。
この空き家対策として、国が買い取って無料もしくは格安で貸し付ければいいと思います。
生活資金に占める住宅費の割合はとても大きいです。
持ち家だと税金やメンテナンスで賃貸より高くつきます。
被災地の仮設住宅に暮らしている人はまだ大勢います。
期限付きで退去を迫るなら、こういった対策を考えるべきです。
そして最後は衣料ですが、現在は衣料品のほとんどを中国に依存しています。
現在の情勢では中国の工場稼働が止まってしまっていることに加え、流通がストップして輸出入が困難な状況ですのでなんとも言えませんが
いずれ、中国の生産拠点はベトナムやミャンマー、マレーシアなどの発展途上国に移っていくはずなので、格安で良質な生産技術をこれらの国に移行して流通させていく方向になるでしょう。
基本的食料は自給自足、住宅供給は国が空き家対策で解決する。
衣料や生活物資は発展途上国の豊富な人材に技術支援を行い、産業発展を助けて国内需要に対応する。
この事業に関わる人材を雇用対策に充てることも検討する。
個人は会社勤めから自宅を拠点にした働き方に移行していく。
インターネット、ITスキルをもっと使いやすく、誰でも使えるように改良しリモートワークを普及させる。
創造的分野、芸術や音楽、エンターテインメントなど活躍できる場所を増やしていく
AIが人の仕事を奪うのではなく、より便利になる手段として使われ、人間は生活に困らない衣食住の無償供給手段を手に入れ、空いた時間を未来的創造、文化の進化に費やす。
まだ漠然とした未来予測ですが、当たらずといえども遠からず、この方向に進んでいくのではないでしょうか。
でもなにもしなくても生活できるならみんな働かなくなってしまうんじゃないですか?
生活のためにやりたくない仕事をするのではなく、生き甲斐の創造、活躍の場を作っていくことがもっと必要なのだと思います。
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