特定のサービスを受けたい人と提供する側のバランスがすでに崩れている業界があるという事実
コンビニ=こんなに要らない・・・完全に供給過多です。
治療師=整体師、マッサージ、柔道整復師などは完全に供給過剰といわれています。
2012年の整骨院の数は約42000軒(厚生労働省調べ)で、コンビニ大手3社の合計店舗数41000軒を上回っています。
データがないので確実ではありませんが2019年ではさらに増えていると思われます。
完全に供給過多といわれるコンビニより多いのです。
それだけではなく、歯科医院もコンビニより多いのです。
美容院もそれに続く供給過多の業界です。
公認会計士、行政書士、司法書士、社会保険労務士、税理士などいわゆる士業と呼ばれる業務も増加の傾向に需要がマッチしていない業種です。
努力してやっと得た国家資格でいざ就職、開業しても、業界自体が社会に必用とされるキャパを越えているのです。
整体師や治療院は技術自体をIT化される可能性はまだ低いかもしれませんが、治療院の数がコンビニ以上あるとなれば話は違ってきます。
ライベルとの差別化ができなければ集客はできません。
現代の集客法といえば何と言ってもネットです。
そういう意味では、よほど強い差別化、誰にもできない治療技術でもなければ、この業界もwebを制する者が生き残ると言えます。
今から20年ほど以前はカメラと言えばフィルム式で、撮ったフィルムをDPE(死語ですね)に頼んで現像してもらうしかありませんでした。
デジタルカメラの登場で現像を請け負う店はほとんど見かけなくなりました。
あるにはあります。フィルムカメラも1部のファンはいるので受け入れはしてくれる店は少ないながらもあります。
でも社会全体として、消えてしまったと言えます。
翻訳の仕事、通訳も今や消えつつある仕事です。
google翻訳で長文でも簡単に翻訳できてしまいます。
僕の学生時代は学校の夏休みの宿題で英語の本を一冊翻訳してくるというのがよくありましたが・・・
同時通訳も超コンパクトな自動翻訳機が市販されてしまったので要らなくなりつつあります。
中国輸入ビジネスが誰でもできるようになったのもIT翻訳技術が大きく貢献しています。
以前はよく見かけたお店がなんだか減ったと思う事はありませんか?
町の本屋さん
少なくなってます。
日本全国で3分の1になってしまったのです。
2000年から13年の間にそうなってしまった。
原因は・・・Amazonなのです。
本はネットで買うという消費行動の変化が原因だと言われています。
それでは、今後AIの普及により、人間の仕事はどんどんなくなってしまうのでしょうか?
技術革新の時代にチャンスを創出する仕事はあります。
需要に対する供給が過多になっている業界がある反面、その逆で、業界の急激な膨張で需要に供給が追い付いていない仕事があるのです。
急激な膨張を今も続けている業種とは何でしょうか?
それは、webマーケティングの分野です。
消費者の消費行動は実店舗からネットに大きく奪われました。
ということは、ネット販売の分野は急激な膨張というニーズにあふれているということになります。
実際、webセールスライティングという仕事は今、引く手あまたな業種になっています。
web上で商品を売るスキルが今、必要とされています。
完全に需要に供給が追い付いていないのです。
・・・この続きは明日また書きます。
今日はご覧いただきましてありがとうございました。
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