同じ株式投資でも異なる運用法
一定の収入があって余剰金や投資用のまとまったお金で株式投資するのと、資産の一部を長期的に積み立てて資産を形成していくのとでは運用法に違いがあります。
5年先10年先の資産を少しづつ積み立てていく
日々の株価をチェックしたり利確や損切といった作業で短期間で高額収入を狙う
この違いです。
投資信託などに長期に一定額をコツコツ積み立てていくのなら、感覚的には貯蓄と同じ
時間はかかるがリスクは低く、堅実と言えます。
運用はプロに任せてしまうので、毎日チャートとにらめっこすることもありません。
デイトレードや短期トレードで株価の変動利益を追う方が短期間で高額な収入を得られるかもしれませんが暴落などで損をする確率も高いのです。
ポジションを保有している限り、片時も株の事から心が離れることはないでしょう。
どちらがいいかは個人の考え方次第です。
10年20年先の安定した資産を準備するなら、長期投資がおススメ
長期積み立て型なら細かい事は考えないでいいというメリットがあります。
数千円から数万円という少額を月々投資に積み立てるだけで、あとはこれと言ってやることはありません。
成長性のある固い商品であれば、ジワリジワリと雪だるまのように資産は増えていきます。
元本が膨らむにつれ、成長も加速していきます。
長期積み立て投資は素人でも取り組みやすい、堅実な方法と言えます。
なによりも、時間が取られないので、余暇を自由に使う事ができるメリットがあります。
短期保有で利幅を狙うのなら、気の休まる暇はないと言えます。
大きくお金を失うリスクも少ないとは言えません。
ここで考えるべきなのは、人生の目的です。
生きていく限りお金は必要
でもお金に振り回されるのではなく、お金に働いてもらうという考え方もあります。
60歳以降、体力も気力も徐々に衰えていくことは避けられませんが、自分の代わりにお金に働いてもらえばいいのです。
また、堅実とは言ってもタダの貯金ではなく、それなりの運用益が見込まれるのがか投資です。
まとまったベースが出来上がれば、馬鹿にできない収入源に成長してくれます。
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