年金は賢く生かして運用に回す

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あと数年後に定年を迎えるあなた

今すぐに将来もらえる年金額を調べましょう。

あなたが高給取りであれば、愕然とするかもしれません。

想像以上に少ない・・・

年収450万円のサラリーマンが38年間満額払い続けた場合、もらえる年金額は平均で月約14万円ほどという試算があります。

年収1000万円クラスの人がもらえる額は

年収で倍貰っているんだから30万近いんじゃないのと思われるかもしれませんが

約23万円だそうです。

それも65歳からの話です。

アグネス
アグネス

繰り上げ受給すれば更に年金額は減ります。

師匠
師匠

企業に勤めている場合、上乗せとして企業年金に入っている場合があります。

いわゆる年金基金と呼ばれるものです。

それを受け取ったとしても、月に7万かそこらでしょう。

しかも企業年金は終身ではありません。

せいぜい10年か15年間しかもらえないのです。

企業の業績が傾いた場合、退職していても減額されることもあります。

JALや東電がその例です。

今のレベルが永久に継続するわけではない

問題は、年収1000万の人の生活レベルがこの金額で賄えるかどうかです。

持ち家の維持費、生活費、遊興費、お付き合いなどは、1000万円という収入がベースになっているはずです。

その生活レベルを維持するには年額360万円では到底足らないはずです。

退職金が3000万円あったとしても病気や事故など人生にはなにが起こるか予測できません。

50歳になったら、一度将来年金がいくらもらえるのか、ちゃんと調べておきましょう。

できれば、40代くらいでこのことに気が付いて、積み立て投資を始めていればかなり大きな助けになるでしょうが。

人間て、現実に遭遇しない限り、そういう事をあまり気にも留めないものなのです。

年金は働かせて生かすのが正解

年金を生活費の1部として使ってしまわずに、投資に回しましょう。

その投資が少しではあっても新しい収入を呼び、だんだん育っていきます。

退職後10年あれば想像以上の資産に育っているはずです。

 

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