ワグネル部隊がロシア南西部ロストフを制圧
ワグネルの部隊は24日未明、ウクライナから国境を越えてロシア南西部ロストフ・ナ・ドヌに入った。プリゴジン氏が同市内のロシア軍南部軍管区司令部に入る映像が拡散している。動画の中でプリゴジン氏は、ワグネル部隊がロストフを封鎖し「すべての軍事施設を掌握」したと宣言。セルゲイ・ショイグ国防相とヴァレリー・ゲラシモフ総司令官が会いに来ない限り、このまま首都モスクワへ進軍すると述べている。
プーチン大統領がワグネルを非難
プーチン大統領は同日午前、モスクワで緊急テレビ演説を行い、ワグネルの行動は「わが国民を後ろから刺す」「裏切り」だと非難した。これに対し、かねてロシア軍幹部を公然と非難していたワグネル創設者のエフゲニー・プリゴジン氏は、自分たちの行動は「ロシア国民」のためで、自分たちに「死ぬ覚悟」はできていると述べた。
ワグネルはウクライナ東部で戦果を出す一方、プリゴジン氏は国防省最高幹部を激しく非難し、対立していた。7月1日までに全ての戦闘員に対して軍との契約を求める命令も拒否した。
BBCニュースより引用
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