数少ない僕のYoutube動画で今までノウハウ系の動画をいくつか公開していますが、ダントツに視聴回数が多いのがメダカビジネスの動画です。
あらためてメダカ人気の高さが分かってきたので、少し掘り下げて特集します。
人気メダカの品種 特徴 値段
メダカの繁殖は歴史が古く江戸時代にはすでに始まっていました。
主に体色によって識別されることが多いようです。
日々品種改良によって新種が生まれており細かく紹介しきれないほどの種類があります。
代表的なものを紹介します。
楊貴妃
緋メダカを改良し赤色を強くした品種
最も人気が高い品種で特徴は鮮やかな赤い色(1匹80円~200円)
丈夫で繁殖させやすく初心者の入門に適している。
緋メダカ
黒メダカから赤い色素を発色しやすく改良した品種です。
赤と言うより黄色に近い柔らかい色合いが特徴です。
値段は50~70円前後
ブラック系
黒メダカは日本の小川に生息していた野生種がその原点と言われています。
背中が黒く腹は白っぽいのが特徴 市場価格は1匹70円~120円ほど
品種改良で黒を濃くした小川ブラック、スーパーブラックなどがあります。
高額で取引されるものとして
黒蜂メダカ(400円~2000円)
オロチ(1000円~)
クロアゲハ、高縄ブラックなど品種は多く人気も高い
白メダカ
野生の黒メダカの突然変異で色素が抜けた品種
ミルキー、シルキー、クリームなど色合いによって呼び名が変わる。
値段は150円~200円
三色メダカ
紅、白、黒の三色をバランスよく配合した品種
金魚や鯉に似ている。
値段は300~2000円と高めで取引されている。
ラメ
キラキラ光るラメ色のうろこが特徴
値段は500~1000円と高額
紅白
紅と白が混じった錦鯉のような配色
値段は200円前後
琥珀
オレンジ色に近い鮮やかな黄褐色でうろこの縁取りが美しい
値段は500円前後
体内光
体内から神秘的な発光が見える品種
値段は400~500円ほど
ビジネスとして考えた場合、ポピュラーな楊貴妃などは無難とも言えますが紹介したような珍しくて高額取引される品種にチャレンジすることも必要かなと思います。
メダカ飼育のやり方
病気対策
メダカは淡水魚の中でも環境適応力が強く病気になりにくい丈夫な魚ですが、品種改良の過程で体質変化を起こし病気を引き起こすこともあります。
主に病原菌の感染による色の変化、斑点が現れる、奇形、泳ぎ方の異常などが現れることがあります。
しっかりと世話をすれば病気になることはあまりないと言えます。
但し、水温、水質の急激な変化はメダカがストレスを溜める原因となりますので注意が必要です。
水槽は屋外に置くのが好ましいです。
日光の紫外線による水の殺菌効果がありますし、出来るだけ自然に近い環境で飼育することで抵抗力のある個体となります。
ただ、雨水にさらされるのは好ましくありませんので軒下などで雨の流入を防ぐ工夫が必要です。
エサは何をどの位の頻度で与えるか
市販されている粒状の人工フードで十分です。
栄養バランスに優れメダカに適したフードです。
メダカは水上に浮いているエサの方が食べやすいので浮遊性の高いものを選びます。
また小さなメダカの口に入りやすい大きさが理想です。
ミジンコや赤虫、小エビなど活エサは食いつきが良いのでたまには与えてみてもいいと思います。
メダカは春から夏の暖かい季節は活発に動き回ります。
この季節は消耗も激しいので1日2回程度
涼しくなると運動量が減るので1日1回程度
冬は冬眠の時期でほとんど動かなくなるので2日に1回で十分です。
雄雌の見分け方
主な見分け方はヒレの形状にあります。
背びれに切れ込みがあるのが雄、ないのがメス
尻ビレのカタチが四角形で大きければ雄、三角形で小さければメス
繁殖期4月~10月に腹ビレが黒っぽく変色すれば雄、変色しなければメス
分かりにくいのでこちらの動画をごらんください。
水温管理
最も活発になるのは18度~28度と言われています。
極端に水温が上がる真夏などは水槽を日陰に移すなどして水温が上がり過ぎないようにします。
間違っても氷を入れるなどはしてはいけません。
冬も極度に気温が低下する地方でなければ自然にしておくのがベストです。
部屋に入れてヒーターを付けるなどする人もいますが飼育してみて思うのは屋外で自然に近い環境で飼育した方が丈夫で長生きする傾向にあるようです。
綺麗に発色させる方法
楊貴妃などの色は一種の保護色とも言えるもので周りの環境に合わせて発色が変わると言われています。
白い背景の水槽で長く飼育すると色が白っぽくなってきます。
背景は黒っぽい色の方が発色がよくなります。
メダカビジネスの季節感
年間でいつ頃が繁殖に適しているか
メダカの繁殖期は4月~9月ごろです。
特に春先から夏場にかけては活発に運動し、よく食べ卵を大量に生みます。
卵で売るか、幼魚で売るか
発送の手間を考えると卵の方が売りやすいです。
しかし売れ行きで言えば卵から孵化して魚のカタチになった幼魚のほうが売れやすいと言えます。
ネット販売の場合、画像がユーザーの判断基準になるからです。
最も売れる時期
一概には言えませんが繁殖期が一番売れると思われます。
ただ、ネット上ではほぼ1年中取引されています。
室内繁殖などをすれば不可能なことではありません。
買う側からすれば暖かくなってからのほうが飼ってみたいと思うかもしれませんが。
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