30代の人からすれば老化はまだ先の事だと思われがちだが、成長期の終わりと同時に老化は始まっている
それは30歳前後からだと言われている。
急激な体力低下はなく、緩やかに下降線をたどり、体力の低下が進み運動能力、柔軟性は徐々に失われていく。
60歳ではピーク時の体力の30~40%が失われ、小学校高学年ほどにまで下がる。
体力以上に気力の低下は早く来るのだとか。
50歳になったら在宅起業をしようとか言っても、
・起業などは若い人のやる事だ
・今からそんなことをやっても無理だ
と思ってしまいがち。
・かっとなって怒鳴ることが多くなった
・なにかやろうとする気力が起きなくなってきた
感情老化が始まっているのかもしれない
脳の老化は前頭葉の老化から始まるらしい。
癌が克服されて寿命が伸びても、体力の低下、脳の老化が克服されなければ、仕事を継続することはできない。
僕は週に2回少林寺拳法をやっている。
15歳の時に始めて今年で45年目になる。
今は自分で道場をつくり、生徒に指導をしている。
それが老化防止になっているかはよく分からないが、10キロくらいなら歩くのは苦にならない。
新しい事にはいつも興味があるし、本も沢山読む。
頭髪は黒くて髪の量も多く禿げていない。
見た目で言うと誰からも60歳と見られたことはない。
なぜなのかとあまり深く考えてはいないが、考えない方がいいのかもしれない。
くよくよ考えてもしかたないし、ストレスを溜めるのが一番よくないと思っている。
自分が心からやりたいことは後回しにしないで直ぐに取り組んでみる
なにより楽しい事が最優先だ。
失敗は気にしないですぐ忘れる。
そう心がけている。
国会中継で安部総理の答弁を聞いていると
いかに長く働いてもらって、税金や年金を沢山納めてもらうか、それしか言わない。
長生きしても心と身体が健康じゃないと会社勤めなどできるわけがない。
そこをどうするかの方が先決なんじゃないのかと思えてくる。
ただ働け働けと高齢者を労働に駆り立てるのではなく、後半の人生を幸福にする働き方が求められている
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