マスメディアという言葉は誰でも聞いたことがあるはずです。
新聞、雑誌、テレビと言ったマスコミュニケーション(マスコミ)を利用して一般大衆に情報を提供する媒体のことです。
情報発信といえばマスメディアが9割以上を占める従来の構造に変化が現れたのは、インターネットの普及によるところが大きいと言えます。
初期のネット環境は情報を取るためのツールの一つでした。
それが今では情報を発信するツールとしての価値が主流になりつつあります。
広告媒体としても進化し、広告主にとって従来はテレビ、ラジオ、紙媒体でのコマーシャルだったのが今はネット上に移ってきています。
テレビを見ない世代の台頭、ニーズの移り変わりが背景にあります。
一方通行であった情報提供も双方向性を持つようになり、受け取る側が発信する側にもなれる時代になりました。
普通の人が情報を発信する時代
有益な情報を持っていればそれを発信することで世の中に伝えることができます。
個人での情報発信の強みはマスメディアでは伝えきれないニッチな情報が得られるという点です。
誰かが知りたい情報を探すのに昔は本を読んだり誰かに聞いたりという方法が主流でしたが、今では殆どの人がネットを検索します。
ソーシャルメディア(SNS)も独自の発達を遂げていますが、個人メディアとの融合が加速化しています。
その最先端と言えるのがブログになります。
価値観の多様化
マスコミの一方的な情報とブログによる情報発信の大きな違いは、個人によって違う価値観に対応しているという事があります。
こんな見方、考え方があるという発見が多様性を生み出しています。
同じ話題、ニュースであっても個人の視点は様々です。
今いる環境や年齢、性別によってもニーズに差が出てきます。
個人の発信する情報は同じ価値観を持った人に対するメッセージでもあります。
ある人には無意味であっても、別の人には欲しい情報である可能性が高いのです。
共感を集める個人メディアを作ればそれが仕事になる
得意を仕事にするという意味では個人メディアほどピッタリくる仕事は無いかもしれません。
この情報であればこのブログがいいと思ってくれる人を獲得できればその情報に関してのエキスパートになれます。
同じ価値観の人は必ず存在します。
それが何なのかは、情報発信を始めたばかりの時期には分からないかもしれません。
しかし発信を続けていれば、それが見えてくるはずです。
テーマの発見、検証、伝え方の工夫を繰り返し自分メディアの質を高めて行くことが重要です。
そうして自分のメディアが育つこと共に固定客、ファンの獲得につながります。
ネット上には口コミツールがあり、拡散する可能性もあります。
ブログは自分だけの情報発信基地
他のネット媒体との連携が情報拡散の手段になります。
ブログは自分の本丸、SNSは連携先と捉えることになります。
収益という面だけを考えてしまうとブログの価値を作る上では障害となる可能性があります。
まずはブログの価値を高めることに主眼を置くべきです。
そのために必要なのは有益な情報を、出来るだけ豊富に集め、発信し続けることが最優先課題となります。
収益化はその準備が整った後からついてくると理解するべきです。
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