喧嘩するくらいなら別居がいい
相手が嫌いだから離婚しているのではなく、お互いを尊重し、愛しているというスタンスは維持しつつ、住まいを共にしない。
フィンランドやノルウェー、デンマークといった北欧諸国は、幸福度が高いにも関わらず、離婚率が多いと言います。
「喧嘩するくらいなら別居婚」自立の末のフィンランド離婚|フィンランドで暮らしてみた|芹澤桂
前回に続きフィンランドの離婚の話。 友人家庭の離婚パターンを見ている限り、子供の全員が小学校に入ったぐらい、もしくは上の子が小学校に入ったぐらいのタイミングでお別れしている家庭が非常に多い。 子供がまだ小さいのに、と最初は完全なる外野の立場...
子供に手がかからなくなると離婚するケースが多いとか。
手がかかる幼少期は二人で協力し合うが、大きくなったら別居するか離婚する。
パートナーと意見のぶつかり合いが常にあるのが同居するという事。
嫌いなわけではないのです。
それならば、離婚して住居を別にした上でも、定期的に家族として交流することはできるはず。
また、男性であっても家事をやるのが当たり前で、自分のことは自分でやるという考え方が浸透しているので、一人になっても問題ない。
日本にありがちな亭主関白というがない。
家事は全部奥さんに任せていて、家では何もしない旦那というのはほぼいないし、そんなことを公言する人もいない。
これってある意味、奥さんに依存している、一人じゃ何もできないって人が少ないという事ですよね?
社会が成熟していくと、自然とそのような感じになっていくのではないでしょうか。
一人で幸福に生きていくことの前提としてあるもの
それは自立できているかだと思います。
結婚というのは、人間が作った形式に過ぎないのです。
恋愛や子育てはシングルでもできるし、日本でもそういう生き方を選択する人は増えています。
ただし、それでも生きていけるかは、生活全般、誰かに依存しなくても暮らせるという前提があります。
そういう人にとって、シングルライフは幸福に生きるために必要な選択だという事です。
多様性の時代が進めば、独身率は増えていくのかもしれません。
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