最近見つけた本です。
老後の孤独は悲惨というイメージは明らかな偏見です
老後の不安ということに関して多くの人が思っている意見ですが
- お金の心配
- 健康の心配
- 共に楽しむ仲間がいない
というのが大多数を占めるそうです。
お金と健康が心配の種の上位です。
一人であれば、さほど沢山のお金は必要ではありません。
少ない年金でも十分やっていけます。
住むところもこじんまりした賃貸で十分ですし、家賃は驚くほど安いです。
料理や掃除といった家事も、自分一人なら大した苦労ではないし、むしろ生活にメリハリをつけるという意味では楽しいです。
一人だと病気になった時が心配と思われがちですが、一人だからこそ、無茶な暴飲暴食や不摂生は自らやめようという感覚になってきます。
運動もそうで、ジョギングやウォーキングを日課にしている人も多くいます。
誰かと一緒にいると頼ってしまい、甘えてしまいがちになるものです。
一人だからこそ、しっかりと自立して、誰かに何とかしてもらおうとは思わなくなります。
友人、知人は沢山います。
家にこもっていないで、外で共通の趣味を楽しむ仲間はいくらでも作れます。
プライベートとは分けてお付き合いしたほうが気も楽です。
何をするのも完全に自由ですし、誰かにお伺いを立てないといけないとか、誰かの機嫌を損ねないかとびくびくすることもありません。
こういう生活が長くなると、これが当たり前になってきます。
独身生活は、ストレスフリーな生き方
僕は、病気というのはストレスがかなり深くかかわっていると思っています。
家族であっても他人ですし、一緒に暮らせば毎日ストレスを感じる場面に遭遇します。
仲がいいか悪いとかではなく。(もちろん、仲が悪ければ最悪ですが)
不平や不満も一人ならほとんど感じることはありません。
長年一緒に暮らした人を失って一人になった場合、一時的に寂しいと感じる時期もあるかもしれませんが、むしろ一人を謳歌したほうがいいです。
僕の場合、長く両親の介護生活を送っていましたから、母が亡くなり、一時的に心の空虚感を体験したものの、だんだん自分のことだけをすればいいというのはこんなにも幸せなものかと思うようになりました。
そうです。
一人って幸せなのです
これからの社会では一人で暮らす高齢者は増えていく傾向にあると言われています。
漠然と不安を抱いている方もいると思いますが、人間ていずれかは孤独になっていくものです。
それを悲しむ必要はなく、一人暮らしは人生を楽しむのに有利な状態なのだと考えてほしいです。
そういう人が増えてくれば、社会インフラだって、独身者が暮らしやすい方向に進むでしょう。
様々なサービスが充実し、高齢者の雇用も増えるでしょう。
政府は税収を増やすために、定年を65歳に引き上げようとしていますし、10月からアルバイトでも70歳まで厚生年金を徴収するようになっています。
高齢者にも働いてもらわないといけない時代になってきているわけです。
僕は、無理して働かなくてもいいと思っているのですが、お金じゃなく生きがいという意味なら短時間の労働はしたほうがいいかなとも思います。
一人暮らしの場合、生活全般で何もしないと生活できないし、行動するという事が必要です。
誰に気兼ねしなくても言い分、好きなことを見つけて自由に楽しめばいいのです。
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