お金に対する長期的戦略 ビジョンをもつ

成功への旅路 僕の波乱万丈人生

60年の人生で経験したこと

社会人になったのは今から38年前の事です。

親や周囲の大人たちが一様に言うのは

「一所懸命勉強していい大学に入ればいい会社に入れる。安定した大きな企業に勤めて地道に頑張れば将来は安泰だ。」

という話・・・

 

それを疑う気持ちはまったくなく大学に進み1部上場企業に入社しました。

新卒採用は50人でしたが、早い者では新入社員教育中に退職していく者もいた。

僕はどんな事があっても3年は辞めずに頑張ろうと思っていた。

 

最初の仕事場は青森県

夢中で頑張った。

3年も頑張れば東京に戻れるだろうと思っていたがどうやらそれは幻想だったようで

結局8年を青森で暮らすことになったのです。

 

親は辞めて帰ってこいと言い始め、8年目の秋に父親が脳梗塞で倒れたのを機に

退職願を出すと、地元に近い横浜へ転勤になりました。

 

そんなことでもない限り帰れるなんてことはないよと、誰かが言っていました。

それでも横浜で頑張ろうと思っていた。

 

東京支店横浜営業所に転勤になり3か月で自分の入った会社がブラックだと知った。

主任になっていたが、毎日帰宅するのは11時

へたすると午前様なんていう日もざらにあったのです。

 

疲弊していた。

会社の雰囲気は暗く、誰も本音で話そうとはしない職場でした。

それでも4年頑張ったが、12年目で退職を決意しました。

理由は業績不振で会社自体が売却という信じられない噂が流れ

リストラで中堅社員が次々と辞めていった。

ここに居ても未来はないと思ったから。

何かに追われている恐怖感の正体

その後転職すること5回
どこに勤めようと自分が求める安定ややりがい、充実感を持てる会社などそうそうあるものではないです。
会社というのは社員の時間を安い賃金で奪う場所
そこにもっと早く気が付くべきだったかもしれません。
やがて僕は自分の仕事を自分のやめにやりたいと思うようになりました。
実際に自営業に踏み切ったのはそれよりかなり後になりますが
ずっと情報収集し機会を伺っていました。
その頃、思っていたのは自由になりたいということと、会社をやめることに対する恐怖心でした。
いつも何かに追い詰められている感じがして、精神的にも肉体的にもストレスはピークに達していました。

足りないものを埋めようとする心

自由がなければ自由になろうとする
結果収入が激減して苦しくなる
しかたなく就職する
この繰り返し
自営と言っても当時は今のようなインターネットで仕事できる環境はなかったし
足りないものを埋めようとして逆にどんどん苦しくなる無限の迷宮に迷い込んでいました。
これは僕に限った事ではありません。
誰でも持っている悩みの種です。
それでも辞めることができないのは、家族への責任、世間体、しがらみ?
もっと簡単に言えば
お金ではないでしょうか?

人生の価値はお金だけでは測れない

そのことに僕も異論はありませんが、お金という物が大きく関係していることはまちがいない事だと思います。

人生には長期的ビジョンが必要です。

それはお金に関しての長期ビジョンです。

 

働いて得たお金の一部はどんなにきつくても将来のために運用しておくべきです。

貯金ではなく長期的に低リスクな投資に回すといういう事です。

 

例え月に1万円だとしても構わないのです。

僕の経験上、5年10年という月日はあっという間です。

 

5年間毎月1万円積み立てると元金は60万円ですが、不思議なもので積み立て始めると余裕のある時は多めに入れるようになるし

増えれば増えるほど更に増やしたいと思うようになります。

 

恐らく、5年後には投資の利益、配当を含めると60万は100万以上になっているはずです。

福利の効果というのは先に行けば行くほど大きくなっていきます。

30歳で始めても40歳になる前には資産と呼べるほどのお金に育っているのです。

長期投資は木を育てるようなものです

最初は小さな苗木に水と肥料をやり少しずつ大きくしていきます。

やがて大木に育つともう手をかけなくても勝手に生い茂り、たわわな果実を付け、

日陰をつくって強い日差しから自分を守ってくれるようになるのです。

 

レバレッジ、福利の効果と言うのは強力な増幅力をもっています。

使ってしまえばなくなってしまう使い方、住宅や車などより、お金を育てることに着手するべきです。

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