大きなキャンプファイヤーより、小さくやる焚火が好きだ。
焚火をするために冬のキャンプ場に足を運ぶ。
ソロキャンプという楽しみ方もある。
愛車に一人用のテントや調理器具、ランタン、夜と朝用の食材、あと酒をたっぷり目に積んで、焚火に会いに行く。
今の住宅事情では、その辺で焚火はできないし、あの懐かしいパチパチという音と炭の焼ける匂い。
冷え切った体を癒してくれる炎の揺らめきを思う存分味わう事ができる場所は限られている。
今年もキャンプの冬がやってきた
焚火を味わうなら冬に限ると思う。
辺りに街の明かりがほとんど見えない湖畔のキャンプ場の夜空は都会とは別次元の美しさだ。
もう一つの楽しみが持参した食材や現地で仕入れた旨いもので作るキャンプ飯と酒
心底温まる熱燗の日本酒は冬キャンプのためにあるようなものだ。
薬缶で熱燗にした酒をマグカップに注ぎ、揺らめく火を見つめていると、体から毒がフワーッと抜けていく。
焚火と夜空の絶景を眺めながらひとりグルメと酒で一夜を過ごす。
そろそろ酒も切れて寝ようかと思うが火を消すのがもったいない気がする。
後ろ髪を引かれる思いで火の始末をしてテントに潜り込む。
防寒装備は完璧に用意してある。
ラジオがかかせない。
いつのまにか深い眠りに落ちていく。
首都圏からすぐに行ける冬キャンプ場
僕が好きなのは富士山の雄大な景色が楽しめる富士五湖周辺のキャンプ場
河口湖 山中湖 本栖湖 西湖 精進湖の5つの湖周辺にはコテージやテント泊可能なキャンプ場が多数点在している。
僕はテント派なので装備一式を車に積んで持っていく。
現地で他のキャンプ愛好者と知り合うことも多い。
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