自己啓発本、プログラムに時間を割く前に聞いてほしい事

セミナーオタクだった僕の失敗

成功するプログラムというものが販売されています。

その歴史は古いです。

アンドリュー・カーネギーとナポレオン・ヒルの話はあまりにも有名です。

すでに100年も前の逸話です。

ポール・マイヤーも同じような成功プログラムを開発しています。

100万円もするプログラムですが僕は30年前に購入しました。

現代における自己啓発の原典とも言えます。

自分の可能性を知り、目標を設定して行動を重ねる。

結果として成功が得られる

そんな言葉に人は憧れと感動を覚えます。

と言ってしまえば身もふたもありませんが、

人間の心理と成功を哲学っぽく結びつけても現実の成功とは無関係だと思います。

そのことに当時はまったく気がつていませんでした。

僕は過去に再現性がないものモノに数百万円を投資しました。

自分の心とコミットする必要があります。

誰かの価値観は必要ありません。

誰にも自分だけの価値観は分かりません。

なのに他人の幸福を作るプログラムなどできるのでしょうか？

モチベーションといえば、現代ではやる気の事と認識している人が殆どだと思います。

やる気がないとできない。

モチベーションが上がらないなどと使われます。

正確に言うと、モチベーションとは「動機づけ」と訳されます。

行動を起こすためのきっかけとなる意識です。

本当のモチベーションとは絶対にやらないといけないというレベルの強い意識づけの事です。

なんとなくやる気がないというレベルのやる気はモチベーションとは言えません。

かなり切迫した状況の中で実行しなければ自分も家族も恋人も友人も全て死ぬとしたら

あなたはそれを実行すると思います。

心構えをどうこう言ってもお金が入ってくることはありません。

お金にフォーカスしていないからです。

こういう自己啓発は多いのです。

実際的にどう行動し、何をなすべきか？

それは自分で見つけ実行するのです。

誰もそれを教えることはできないのです。

ナポレオンヒルも語っています。

以下は引用です。

そもそも「成功」とは何か。

それは単なる物質的な豊かさだけではなく精神的な豊かさも含んだ「本当の幸せ」をつかむことであり、自分のやりたいことが思いどおりにできている、いわば「自己実現」が叶った状態を指します。