高齢者とはいつからを言うのか
高齢者とは多くの先進国では65歳以上というのが一般的です。
我が国では65歳から74歳を前期高齢者、75歳以上を後期高齢者と呼んでいます。
あくまで一般的な基準であって明確な定義とは言えないかもしれませんが。
上記の基準を平均として65歳以上の世帯のお金事情はどうなっているでしょう。
高齢者の所得はその他の世代と比べて低いのが現状です。
1人暮らしの高齢者では8割が公的年金に生活のほとんどを頼っており、ほとんどの人が仕事を持っていません。
高齢者の35%が預貯金なしという現状
日本人の65歳以上の収入の平均は
月収10万円未満が約38%
10万円~20万円が約45%
20万円以上が約18%
となっています。
2000年から2016年にかけて生活保護の受給者は上昇の一途をたどっており、84万世帯にまで膨らんでいます。
これは16年間で2.5倍になった計算です。
こういった実態を踏まえてか、政府は高齢者の就労年齢を引き上げる事に躍起になっているように見えます。
年金はすでに破たんしていると見ていいかもしれません。
公的年金や恩給のみで高齢者の生活を支えていく事は事実上不可能と言えます。
元気なうちは働いてもらおうという訳です。
しかし、高齢者に会社勤めをせよ、労働者になれという考え方には無理があるように思えます。
医療技術の進歩で癌などの病気で死ぬ人が減り、痴呆の問題も早晩克服されるだろうと言われています。
でも体力や気力の減退は60歳以上で顕著になっていきますから、若年層のような働き方ができるはずもありません。
老後資金の作り方
60代~70歳位なら、このブログで紹介しているようなサイドビジネス的方法で稼ぐことは十分可能です。
64歳からは公的年金の受給が始まりますからそれまでの間に体力に応じて就労しながら
在宅でできる副業で余剰の資金を作ります。
少しづつでもいいから積立をするのです。
積立と言っても預貯金のことではありません。
以前に書いた投資に関する記事をご覧ください。
低リスクの金融商品投資という選択肢
自分が働く代わりにお金に働いてもらうのです。
お金は使ってしまえばなくなってしまいます。
収入の1部は残さなくていけません。
それが将来の資金になるからです。
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