60歳からの生活資金を考えた場合、賢く資産を運用する方法について知っておくべきです。
投資の分野は先に勉強が必要
いきなり始めることはリスクです。
まずは始めて後から学んで行くというのは投資、資産運用に限ってはやってはいけない危険な行為です。
大切な貯畜、退職金を失う事になりかねないからです。
投資の勉強をきちんとすれば、リスクを減らし成功する確率を上げていく事になります。
まずは無料の講座で勉強するのが近道です。
余剰の資金で運用する
50代、60代になると、生涯資金について誰でも考えるようになります。
自分の半生をかけて築きあげた貯蓄、退職金を元に運用を考え始めます。
そこにつけこんで資産を奪おうとする輩も存在します。
自分はそんなものに引っかからないから大丈夫と思っていても結果的に大丈夫なはずの投資対象や業者が消えてなくなったという話は枚挙にいとまがありません。
失っても打撃にならない余剰資金で始めるのがベストです。
リスクを減らして効率的に増やす方法
未経験者、経験の少ない人は「投資信託」から始めるのが無難です。
特定の銘柄を自分で買うのではなく、プロにまかせて運用してもらう方法です。
複数銘柄を組み合わせて運用することで特定銘柄の下落が起きても他の銘柄でカバーしていくことでトータル的に資産を増やしていくというものです。
一気に増えることはないですが一気に減ることもありません。
証券会社が運用し常に募集しています。
投資信託には様々なプランが用意されていますので相談してみるといいでしょう。
NISAを利用して非課税で運用する
NISAとは2014年に始まった個人投資家を対象にした非課税優遇制度です。
投資信託の売却益や配当金には年20%の税金がかかりますが、NISAでは年120万円までの非課税枠が設けられますので有利な運用ができます。
積立NISAは年間40万円まで積み立てられ非課税期間が20年間あります。
普通預金の利率は0.2%ですから、そのまま銀行に預けておくより積立NISAで運用するほうが有利です。
生活に必要な資金を投資しない
投資は今は使っていない余剰金を対象にするものです。
なけなしのお金で一攫千金を狙うのは投機、ギャンブルであり資産を失う事になりかねません。
年金の繰り下げ受給
年金の受給が始まるのは64歳です。64歳では一部減額されますが65歳から満額が受給できます。
受給年齢を70歳からに繰り下げると年8.4%、5年間で42%年金額が増えます。
65歳で200万円受給できる人だと、年に84万円が加算され284万円となり、これが一生涯続くことになります。
そこまで生きないと思われるかもしれませんが、現在の平均寿命は83歳です。
今後医療技術の進歩などで更に寿命は延びると言われており、人生100年時代も現実になりつつあるのです。
仮に今の平均寿命である83歳まで生きたとして70歳以降の15年間、毎年84万円の収入増は大きいと言えます。
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