定年後に何をしたいかを意識調査した結果
ある損害保険会社が行ったアンケートで定年後にやりたいことというのがあります。
- 旅行
- 芸術
- 仕事を継続する
- 料理
- スポーツ
という結果だったそうです。
これからやろうと考えているのか、やるならこれがいいと思うのかは不明ですが。
63歳の僕が実際にやっていることですが、仕事をパートタイムで続けながら、休みは釣りに出かけ、釣った魚を調理して食す。
釣りはれっきとしたスポーツだと思っているので(実際かなりハードです)仕事、料理、スポーツはクリアしています。
それと英語、youtubeです。動画作成を芸術と考えるなら、あと来年から旅行にどんどん出かけようと思っているので、そうなれば1~5まで全部制覇ですね。
上の5つに当てはまらないのが英語なわけですが多分、英語(会話)って潜在的に学びたいと思っている人は多いと思います。
僕が高齢者におススメなのは間違いなく英語(会話)です。
高齢者こそ、なぜ英語なのか
- 頭の体操になり、老化防止につながる
- 知的優越感が爆上がりする
- 海外旅行に一人で行ける
- 生涯に渡って役に立つ
これだけはやるな、シニア英会話
- いきなりスクールに行くのはお金の無駄、行くなら直接海外に行く。
- 最近はオンライン英会話が普及しているようですが、英語学習初期はそれもNGです。
え?ダメなんですか?と思う方もいるでしょうが、その前にやることがあるのです。
「中学生レベルの文法と単語をマスターし、テキストを1冊に絞って読む、聞く、話すを何回も繰り返し練習する」これををやってからの話です。
ここまでは、自力でクリアするしかありません。
何事も準備が大切です。
中には、そんなものは実践の中で学べばいいので、とにかく外国人と喋りまくれという人もいます。
僕が思うにシニアの英語学習では、それは逆効果であり、むしろじっくり腰を据えて基礎を学んでからのほうが効率がいいのです。
でないと、すぐに壁にぶち当たってやめてしまうと思うのです。
とは言ってもこの準備段階もだらだら時間をかければいいのではなく、3か月以内くらいで会話の方に入っていったほうがいいです。
この程度の英語力がないと、いきなり外国人と会話しても、まったく聞けない、喋れない、理解できないで終わってしまいます。
実際スクールに通ってみて実感したことです。
まあ、何に関してもそうですけど、やってみないと分からない事は多いので、完全に無駄だったとは言い切れませんが。
これは、アメリカ人の英語講師から聞いた話ですが、全然日本語わからなくて10年日本に住んでみたら、普通に喋れるようになったというのです。
その勇気と行動力の方が凄いと思いますが、やりたいと思ったら即行動に移すんですね、彼らは。
日本人だと無謀と思えるようなことでも、やってみたらなんとかなるという精神です。
勉強ではなく、生きるのに必要だから嫌でも覚えないといけないので必死になる。
そのアメリカ人講師は英語以外にスペイン語、韓国語、日本語が出来るそうですが、ダントツで難しいのが日本語だそうです。
アメリカ人が日本語覚えるより、日本人が英語覚える方がはるかに簡単なので、英語くらい楽勝だと言ってました。
まあ、スクールに行って良かったのってそんな話を聞けたことぐらいです。
スクールだけで英語はまったく喋れるようにならないです。
しかもレッスン料が高い!
5年間スクールに通って英語しゃべれたら「アメイジングだ!」そうです。
英語覚えたきゃ英語圏の国に行くのが一番手っ取り早い
アメリカに行っちゃえば、1年もすれば生活に困らないくらいにはなれるらしい。
Exactry!
言葉である以上、誰でも理解し、話せるようになる。
年齢は関係なし。
スクールに1年半通ってましたけど、未だに喋れるようにはなってません。
でもなんとなく聞き取れるようにはなっています。
日常会話のパターンってそんなに多くないからです。
外国人に道を聞かれても、怖くはないし、下手でも道位教えらえます。
そのレベルでも、ちょっとしたトレーニングは必要です。
やはり、そこそこに勉強しないとダメだという事。
じゃ何から始めればいいのかというと・・・
中学英語を学ぶのが第一歩です
というか、それだけでも雲泥の差ですし、日常会話ぐらいなら大丈夫だと、英語のエキスパートの人々は、みんなそう言います。
スクールというのは、自宅学習の成果確認というのが前提です。
つまり、自習しないでスクールのレッスン受けても意味はほぼありません。
予習せずにレッスン受けに行っても、一言も会話できずに沈黙して帰ってくるというね。
間違っても全然OKだし、当たり前だと講師は思っているので、ちゃんと直してもらえます。
だから間違うのなんか気にしないでガンガンしゃべってみるしかないです。
外国人講師って、質問には答えてくれますが、向こうから投げかけてくれないのです。
だから、次のレッスンではこれを教えてもらうと決めて、その質問を英語で練習していく。
そうすると、その話題から次の話につながっていく。そんな感じです。
つまり自ら勉強しないといけない。
だったらスクールって要らなくね?
ピンポン♪その通り!
中学英語マスターの最短コースがこれです。
Youtubeで英会話関連のチャンネルを見ると、よく出て来る本です。
中学2年生版、3年生版もでているので、順番を追って学んでいけます。
多くの講師が異口同音に言ってますが、英会話を学ぶにはまず、文法が理解できていないと始まりません。
英語と日本語って、文章の並べ方が逆です。
- 英語は、5つの文型が基本で、答えは一つしかないシンプルな言語です。
- だから、それを理解できて、使えるようになれば、あとは応用の繰り返しです。
- 会話が口をついて出て来るようになるのは、ひたすら発音の練習しかないです。
- 正しい発音でしゃべる訓練をし続けると、自然にヒアリングが出来てきます。
- なんて言ってるかが聞き取れるようになるということ。
まとめ
日本人であれば、義務教育の中で英語に必ず触れているので、忘れているようでそこそこの数の単語を既に覚えています。
簡単な英文だって理解できるはずです。
ですから、いきなりゼロからのスタートではないのです。
1度はやったことのある英語のおさらいをしてみると、やるべきことが見えてきます。
それは、学習の進め方がわかってくるからなのです。
1年半ほど前に、スクールに入り、マンツーマンレッスンを受け時点で、こりゃ無理だと絶望したものです。
何をどうすればいいのかが全く分からず、進むべき道が見えないのです。
そんな感じで始めた英語学習ですが、とっかかりになったのは以下のYoutube動画でした。
中学3年間で学ぶ英文法を50分で復習するという、無謀とも思える動画なのですが、プロの塾講師がめちゃくちゃわかりやすく、超高速で解説してくれているのです。
この動画だけで一瞬でマスターできるというわけではありません。
でも、文法の基礎がいかに大事かという事と、決して超難解なものではないという理解につながりました。
それから、中学文法のテキストに取り組み始め、学習を進める速度が徐々に上がってきています。
文法がすべての骨格に当たるもので、それに単語を当てはめていけばいいわけです。
単語も複数の塊で覚えたほうが効率よく頭に入ってきます。
ここまで来てふと思ったのです。
いきなりスクールに入って自分のレベルの低さにめまいすら覚えた1年半前から、目隠し状態から一個一個理解していくうちにバラバラのパズルがつながり始めるのです。
学習の喜びがここにあると思いました。
年齢には関係なく、無理だと思った事でもやれば必ず到達できるのだという確信に変わる。
自己肯定感が爆上がりするというのはこういう事です。
それがシニアにこそ語学学習がおススメという理由なのです。
普通のおじさん、おばさんが外国人の方と流ちょうに英語で話してるのを知り合いの人が見たら、びっくりされ、尊敬されること請け合いです。(優越感しかないですwww)
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