50代以上のシニア層にとって雇用の間口はまだまだ狭いと言わざるを得ません。
精神的にも肉体的にもまだ働きたいという意欲がある人も増えています。
収入を得なければならないというのもその理由の一つです。
シニアの起業を後押しする国や自治体の支援制度の拡充もシニアが起業家を目指す要因です。
シニア開業の市場規模は数年前の5倍にも上ると言われています。
継続できることこそ起業の条件と言えます。
その為にはいくつかの守るべき事があります。
・好きな事、趣味や生活自体が収益につながる事
・在庫を抱えない仕事を選ぶ
・初期投資はないか極限に少ない事
・過去の人脈は思うほど役に立たない
・在宅で出来る仕事を選ぶ
自分が好きで情熱を傾けられることとは何でしょうか?
それを考えることから始めましょう。
物品販売などで大量の在庫を抱えることはリスクです。
仕入と在庫保管にコストをかけていれば経費がかかり経営を圧迫していきます。
数万円~10万円未満の準備金は開業コストとして容認できるレベルですがそれ以上は無理をしない事。
助成金や起業家支援資金の活用はまずは置いておく方が無難です。
会社員時代の人脈はほぼ役に立たないと思って間違いありません。
人脈は起業後に作られていきます。
同じ価値観の仲間を新たに作っていく事で情報交換や協力も得られるようになります。
交通費や交際費などがかかる仕事は多額の経費を浪費します。
潜入観念を捨てることが必要になることも多いものです。
こうでなければならないという決まりはありません。
いらないプライドは捨てるべきですし、自由で柔軟な発想がアイデアを生むのです。
どんな仕事を始めるにしても共通するのは、人との共生、お互いの幸福という概念です。
価値を提供する仕事が成功のキーワードです。
働いて得た所得に応じて税金を納めること自体社会貢献と言えます。
国はシニア層の就業を推奨しています。
社会保障費の増加が財政を圧迫しているのもその背景にあると言われています。
これまでの経験や知識を活かす仕事として次の業種が挙げられます。
・外国語会話講師
・ビジネスマナー講師
・外国人向けの旅行ガイド
・情報発信サイト運営
・オリジナル商品の企画販売
・セミナー講師
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