お金を増やす思考法 資産形成は自動化してしまうのがベスト

実践編

年金が少ない、老後資金が足りないなら1000円からでも投資を始めよう

まず投資口座を開設すること

やろうやろうと思っているうちは、なにもしていないのと変わりありません。

そこで僕が最初にやったことは証券会社の口座を作ることでした。

そして最初は3千円から始めました。

投資を始める時は、投資専用のネット銀行口座をつくります。

ネット銀行なら、家にいながら資金の移動も簡単にできますし、投資信託の購入も簡単です。

銀行自体が投資信託の取引きを募集していますので、そのまま投資口座開設もできます。

資産構築を目的にするなら、選択肢は積み立て投資信託の一択です。

仮想通貨、FX、株の現物取引などは短期で利益を狙う、投資というよりはギャンブル、投機に近いものです。

違法ではないが、資金を失うリスクは高くなります。

師匠
師匠

お金ってあればあったで無駄に使ってしまうものです。

必要のない買い物に使って後から別に要らなかったなんてことはざらにあります。

無駄使いを省いて、ちょっとづつでも投資に回す資金をつくることを心掛けました。

 

投資の対象は「S&P500」と「ひふみプラス」という積み立て型投資信託で、当初は積み立てNISAの限度額いっぱいの月3万円でした。

今ではNISA以外の特定口座で3万円、合わせて月6万円を積み立てています。

10年後20年後の資産を構築するのには一番の近道だと思いまして

地味ですが、結果的には最も安全でリスクを回避しつつ、堅実に資産を積み上げています。

 

積み立て投資は1000円からでも始められます。

なにか買いたいものがあっても、絶対に必要ではないなら、ちょっと我慢して投資用の口座に入金する。

あとは勝手に引き落とされて一定額が投資信託の購入に充てられる

投資というよりは貯金の感覚で貯まり始めました。

例え1000円でも貯まっていくのが快感になってくるものです。

500円貯金箱にお釣りのお金を貯めていき、ある程度貯まったら口座に移す。

購入手数料がかかるので、細かに取引するよりは1万円以上になったら購入するようにした方が有利です。

資産状況はいつでもネットで見ることができます。

投資した金額に対して利益、損益がどのくらい出ているかがすぐに分かります。

購入しているファンド自体がどのような価格変動をしているかをグラフで見ることもできます。

時々チェックしては自分の資産状況を見るのも楽しくなってきます。

 

積み立ての場合、先に行けば行くほどみるみる積みあがっていくので資産運用できていると言う実感が高まります。

結果として投資マインドが出来るのです。

只の貯金と違い運用利益が働いて資産が増えていく。

お金を遊ばせずにお金に働いてもらうのです。

貯金が計画通りに行く人は少ない・・・最強なのは強制引き落とし

毎月一定額が強制的にひかれる仕組みに、財形貯蓄、そして厚生年金などがあります。

会社員であり続ける以上、給料から引かれ続けます。

でも、これを負担に思うかというと、最初から天引きなので引かれている感覚がないのです。

天引きは精神的負担がほぼなく失敗がない。

嫌でも強制的に貯める仕組みを使わないとお金は貯まりません。
師匠
師匠

今、一定の所得があって、数千円でも数万円でも生活費に影響のない範囲でゆとりがあるなら強制的に引かれてしまう仕組みにするべきです。投資用の口座を作り、給料が入ったらすぐに一定額を入れてしまう。引き落とし日、積立額は任意で変更可能です。

下手にビジネスや副業など考えるより10年くらいのスパンで考えれば将来、どれほどの資産になるか考えるまでもありません。

ここで言う余剰金の強制天引きとは只の貯金ではなく、長期積み立て投資の事です。

預金しておいても今の時代、利息はほぼつかない

投資信託は国内外の優良株の中から長期的に成長が期待できる銘柄を組み合わせてプロが運用する分散型投資の金融商品です。

国債などの債権や不動産投資の組み合わせもあります。

3%~7%といった利回りが期待できます。

もし一千万円の資金があるとして、3%だとすれば30万円。

なにもしなくても入る不労収入です。

公的年金以外にこういった金融資産を持つのはある意味必須だと言えます。

素人に株価の予測は不可能、ならばプロに任せる

公的年金でさえ、株や債券に投資され運用されています。

GPIF年金積立金管理運用法人というのをご存じでしょうか?

公的年金の積立金はこの独立行政法人によって運用されています。

2020年度の第1四半期実績は運用益が8.3%、金額にして1兆160億円となっています。

コロナ禍で経済が落ち込んだにも関わらずです。

過去20年間の平均年率は2.9%で70兆246億円です。

これ、実質の運用利益です。

プロの運用というのはこういう事を指します。

長期的に成長が見込める銘柄、債券に様々な視点から投資を行い、確実に利益を生み出す。

結果として20年間の平均で3%の利益を維持しているのです。

一般庶民でも、月数万円だとしても10年、20年という長期になれば想像以上の利益を生み出す

先へ行けば行くほど、この運用益は膨らんでいきます。

積み立ては、時間を味方につけるという事です。

先行投資と称して多額の金を払って始めるビジネスより、セカンドステージに適しているのは目先の利益ではなく長期的分散投資です。

 

 

 

 

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