最低生活が保障される制度
政府がすべての国民に対して生活するのに必要な最低限の金額を定期的に支給する制度の事です。
日本ではありませんがフィンランドなどの国で実験的に月7万円を支給する試みが実施されています。
目的として、貧困対策、少子化対策、犯罪防止、社会保障制度の1元化その他があります。
働かなくても最低限の生活費が支給されるわけです。
年齢にも関係なくです。
世界的に見て社会保障制度が発達していると言われる日本でも、近年所得格差や貧困層の問題があります。
子供たちが教育を受けられない、満足な食事が与えられないなどの実態も報告されています。
職業選択の自由、余暇の充実
国民の最低限の生活を保障する事で、辛い仕事に従事しなくても生活できるというメリットも考えられます。
AIやロボット技術の進歩によって人間の働く環境にも変化が表れてきます。
人間の仕事を奪われるのではと危惧する向きもあります。
しかし、むしろ機械が生む収益、利益を人々の生活向上のために還元することができます。
ベーシックインカムについては、世界中で議論され、現段階では、一部の国が限定的に実験しているに過ぎません。
未来型の社会保障制度として注目されつつあるのです。
誰も働かなくなると言う心配もささやかれていますが、フィンランドの実験においては限定的な年齢層の中から選別された一定人数に2年間7万円を支給したところ、支給前と就業率に変化はなかったそうです。
生きるために働く⇒好きな分野で好きな仕事をする
こうゆう事が実現していくと、人間の仕事はもっとクリエイティブな分野に移っていく可能性が高いです。
芸能、芸術、表現の世界
例えば、歌手、楽器の演奏家や絵画、芸術作品の創作、執筆活動などもその一つです。
シニア世代の生き方こそ、仕事を趣味に変えて創造的に活動することです。
ある程度資金も準備できて、負担の少ない仕事をこなしつつ、生活を充実させていく。
ベーシックインカムの制度が定着すれば、仕事というのは嫌々やるものではなくなってきます。
それがシニア世代の生活となります。
理想と言えばそうかもしれませんが、そうなることを見越して早くから準備すれば、決して不可能ではありません。
大切なのは時間の過ごし方です。
創造的な仕事、趣味にチャレンジした方が絶対楽しいに決まってますよ!
そういった意味で、動画制作や執筆活動は、誰にでも取り組みやすいと言えます。
日記でも構いません。
日々の生活、趣味の話、なんでも毎日記録して溜まってきたら、電子書籍化する。
自分の作品を作っていくことは意義のある事で、満足度も高いのです。
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