過去の経済危機から読み解くこれからの変化
近年世界規模で起きた出来事ですが、これによって何が引き起こされたか。
日本で言えば、非正規雇用の増加、正社員になれずバイト、派遣で働く人が増加したことが挙げられます。
コロナショックはこれらを上回る歴史的大事件です。
今後はデジタル化、AIによる仕事効率化で人員削減に向かう企業が増えると予測されています。
また社会のけん引役だった団塊世代の引退で税収の大幅な落ち込みも懸念されます。
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コロナ禍の象徴的出来事はリモートワークです。
東京への一極集中から、地方に脱出する人が増えてきます。
リモートワークと言えば聞こえはいいが、働かないおじさんが増えるということです。
会社に行かずこれまでのような雇用が守られることは現実的ではありません。
企業側にとって大幅な人員削減のきっかけとなる
ワクチンが普及してコロナが収束するのは早くても1年後
その後に本当の変化がやってくると考えられます。
非正規雇用の増大は収入の減少を意味します。
年収200万円時代の到来もあながち無いとは言い切れません。
結婚しない若者も増えます。
しないと言うより、お金が無いからできないのです。
家族を養っていくのには家計を支える収入がなくてはできません。
少子高齢化がさらに進むことになります。
生活スタイルが変わるのは必然
感染予防のため、外出をしない、遠くへの移動を避ける生活が定着しそうです。
人が動かない代わりに物が動くようになります。
今最も影響を受けている業界は外食産業、観光産業、興行などがあります。
外に出なくても食事は必須です。
デリバリーは今後も発展する分野です。
海外渡航は当分制限されるでしょう。
興行関係も動画配信などに変化していきそうです。
住む場所も首都圏一極集中から地方に移動していきます。
すでに、神奈川、埼玉、千葉などの東京近郊の地価が上昇しているそうです。
収入減少すれば、支出を抑えなくてはならず、支出行動も変わります。
家賃の安い地方への移動、生活費のダウンサイジングが起こります。
人間は順応する生き物なので、そういう生活が当たり前になっていくでしょう。
まさに世の中の常識がひっくり返るという事です。
高齢者が働かないと税収や福祉は成り立たなくなる
リタイヤなどできなくなります。
年金はどんどん下がっていきますから、なんらかの仕事をしないと生きていけません。
新しい雇用スタイル、収入源が台頭していく事になります。
でも働くと言っても体力、気力の問題もありますから、限界はあるでしょう。
40代50代のうちに20年先を見越して、生活設計を立てておきたいものです。
その時が来て慌てても遅いのかもしれません。
それではどんな働き方ができるでしょうか?
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