過去の栄光にこだわっていると不幸になる
30代半ば頃、外資系企業で働いていた時の年収が約700万円ほどでした。
今から30年も前の事ですから、今ならもっと多いでしょうね。
持ち家もあったし、国産の高級車にも乗りましたが、手に入れるまでは、あれほど欲しいと思っていても実際手にするとこんなもんかと思ったものです。
物欲が満たされても幸福感は直ぐに消えてしまうのです。
それが当たり前になって何とも思わなくなってしまう。
その後、収入は下がり続け、ローンも抱えて苦しい生活が長く続きました。
そして今はどうなったかというと、蓄えは全て住宅ローンで消えてしまいました。
挽回しようと、いくつかの起業にもチャレンジしましたがうまくいかず・・・
結果として、家を手離す事になりました。
それで借金は無くなりましたが、元も子も無し。
つまり、財産も貯金も無しになってしまいました。
- 昨年度の年収は約250万円
- 2020年9月より年金の繰り上げ受給を受け始める。月額約9万円
- 給料と年金合わせて月28万に抑える(これを超えると年金が減らされるので)
- 月収28万円、そこから税金、保険、医療費などが引かれ手取り24万円ほど
- 住宅ローンを完済
- 生活の見直し(家、車、生活費など)ダウンサイジングで約2万円の削減に成功
- 小遣い込みの生活費は月15万円
- 趣味は釣り(遠征あり)旅行、Youtube 、ブログ
- 自己投資(英会話)
- 米国株を中心に3銘柄の投資信託を運用(月6万円の積み立て長期投資)
積み立て投資の運用と言っても、ただ一定額を積み立てていくだけであとはほったらかしですが確実に増え続けています。
基本、絶対に売らないこと
10年、20年後に馬鹿にならない配当になって帰ってきます。
趣味のブログでも若干の収入があり、今は動画も始めました。
仕事は大幅に減らして、時間のゆとりを確保しました。
月のうち、働くのは18日だけ、早朝から昼過ぎで終了。
時間ほど必要なものは無いと思っています。
お金の不思議さとは
あったらあったで使ってしまうものだし、無ければ無いでなんとかなる。
そんな感じです。
贅沢な生活を送りたいかと言うと、そんなこともなく、生活になんら不自由を感じることもない。
だから、30代、40代の頃考えていたような、成功して金持ちになって夢を叶えるというような感覚も薄れてきます。
質素でも、生活に不自由なく、やりたいことができていれば、十分です。
そういう生活は、年収300万あれば可能です。
むしろ、この収入でこれだけ豊かな生き方ができるのかと言うくらい、十分過ぎる生活です。
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