60歳過ぎてから始めた英会話学習
遅ればせながらあけましておめでとうございます。
今日のテーマは、英語学習の近況報告になります。
長年やろうやろうと思っていた英会話習得でしたが、1昨年より一念発起して、始めました。
以来、これまでやってきたことについて整理してみたいと思います。
英語をマスターするためにやったこと
- いきなり英会話スクールに入会し、マンツーマンレッスンを受ける
- 並行して、自宅学習で中学英文法をおさらいし始める
- 半年後、マンツーマンからグループレッスンに切り替える
- さらに半年後、通っていたスクールが突然の閉校となる
- 基礎ができていないのに会話に特化した学習をしても無理だと気付く
- ネット上から様々な学習方法の情報を集め、文法、語彙、リスニングを中心に独学開始
でもって、現在に至るわけですが、上記の中で絶対やったらダメというのが多々見受けられます。
様々に思いつき、その都度修正しながら、行動はやめないで来てはいますが、なかなか喋れるという実感が沸かない。
ダメな理由を挙げてみたいと思います。
- いきなりスクールはダメです。
- 英語の基礎は、文法と語彙力ですが、それがないのに会話に特化して始めるのは順番が逆
- 英語をマスターした後に何がしたいのか、それを達成する時期など、明確な目標が曖昧
- ネット上の特にYutubeには数えきれないほどの英語に関するチャンネルがありますが、役に立つものとそうでないものがあります。
- 自分に合った勉強法に集中するのが重要で、何でもかんでもつまみ食いのようにやっても進歩しない。
それと、上記の中で、決定的に欠如していた見落としがあったのです。
それについて以下で書いてみます。
スクールでの失敗から言える事
誰でも最初に思うことは、英語は生の会話をシャワーのように浴びないと身につかない。
だから、留学やスクールに行くのが近道である。
実際、そういうことを語るネットの情報は多い。
一方、よくリサーチしてみると、留学したり、海外に何年いても一向に喋れないなんて人はごろごろいるという事。
1年やそこらアメリカに行っても、ほぼお金と時間の浪費にしかならないという人の方が多いらしい。
楽しさもあるだろうし、それなりに経験を積むのは悪くはないと思うけど、それと英語ができるようになることとは別問題、実際関係ないようです。
スクールも留学も効果なし?じゃあどうすればいいのさ??
そうすると、やはり自分には英語習得なんて夢の夢なのかも・・・
もう年取ってるし、いまからやっても遅すぎるのか・・・
溜息しか出てきません。
しかし・・・
自分の場合、後半の残りの人生で、自分の価値観を高めるために、何かやり遂げるという事が必要だなという出発点があります。
少しづつでもコツコツと続けるのは嫌いではありませんから、これまでも中学文法と単語学習は続けては来ています。
おそらくずっとやると思うし、英語学習をものにすれば、自分にとって大きな財産になると思います。
ただやるって言っても、何をどうやればいいかが決まっていないと前に進めません。
そこで次の2つを決めることにしました。
- 目標を設定して期限を切る
- それに対してやるべきことを明確に計画し実行する。
スクール、留学、オンライン英会話は行わず独学ベースです。
期限は今から1年
ところで、さっき書いた決定的な見落としがあった件ですが・・・
英語習得に必要な要件とはなにかがわかっていなかったのです。
それはリーディングをやってこなかったという事。
英語習得に必要とされるスキルは
聞く力(リスニング)
喋る力(スピーキング)
書く力(ライティング)
読む力(リーディング)
この4つです。
このうち、身に着けやすい順位はどうかというと、
- リーディング
- ライティング
- スピーキング
- リスニング
一番身に付きやすいのが読むことで、次が書くこと、次が聞く事、一番難しいのが聞き取ることだそうです。
だったら、まずやるべきは読む事です。
一番先にやるべきことが一番おろそかになっていたのです。
脳科学者の茂木健一郎さんは、英語は本を読むことで身につくと言ってます。
ここで語られている手法が英語多読法になります。
僕が英検2級、TOEIC800点を目指して、1年後を目標に始めたのがこの英語多読法なのです。
だいぶ長くなってきたので経過報告はここまでとします。
次回の記事で60歳からの英語学習に効果的な「英語多読法」について書きます。
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