投資初心者に最も有利な投資制度はNISA
NISAのメリットは何と言っても非課税枠です。
儲けが非課税になるということはどういう事か?
株価が高騰して利益が1億円になったら、通常20.315%の税金がかかります。
これが非課税になるという事です。
2000万円の税金が0円になるのがNISAです。
そこまで大きな利益でなくても、儲けに対する所得が控除されるメリットは大きいです。
NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2つがある
それぞれ投資できる対象が決まっていて、つみたてNISAでは投資信託と上場投資信託(ETF)のみが対象です。
一方、一般NISAの場合、投資対象は株、投資信託、ETFと不動産投資信託(REIT)です。
つまり一般NISAの方が投資のバリエーションが豊富だと言えます。
ここで出てきたREIT不動産投資信託について紹介します。
REITとは?
一般NISAだけで取り扱えるのが不動産投資信託REIT通称「リート」です。
上下動が激しい銘柄ではなく、業績が安定している銘柄を重視する投資法です。
実際に不動産を購入するのではなく、投資信託という形で間接的に不動産投資を行うのです。
株式投資と同様にいつでも売り買いができます。
投資信託の一種ですから運用はプロに任せることになります。
複数物件に分散投資することでリスク分散ができます。
特徴として値動きが緩やかで分配金の利回りも3~5%と安定しています。
普通預金が0.01%という超低金利時代ですから格段の差です。
低リスクで長期安定の投資対象を探しているならまずネット証券の口座を開設して少額から始めてみましょう。
住友銀行系のSBIネオモバイル証券なら安心度も高いのでお勧めです。
保有不動産の種類で利回りやリスクのパターンも変わる
不動産と言うとアパートやマンション経営のイメージが強いですが、そうではない不動産も多数存在します。
都心の商業施設などは再開発によって値動きも大きいです。
オフィスビルやホテル、物流施設、産業施設など大手企業が顧客となる不動産に資金が集まりやすいのです。
景気の変動に応じて投資対象を変化させるタイプのファンドもあります。
不動産投資信託は長期投資に向いていると言えます。
だからこそNISAの投資対象となっているのでしょう。
とはいえ、投資と言うのはあくまで個人の責任で行うものであり、ご自身の研究と経験が全てです。
リスクを極力抑えた資産形成の手段として考えてみるといいでしょう。
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