漫画家というと出版社と契約して連載をもつというイメージがあります。
作品を出版社に持ち込んで何度もダメ出しをされて徐々に小さな仕事をもらう。
プロの漫画家のアシスタントで作画の勉強をして何年も修行を重ねて初めてデビューする。
それで売れるかと言うのは別問題ですから、結構きつそうな仕事です。
売れたら売れたで締め切りに追われる休みのない毎日・・・う~ん
一方、そうではない形で漫画を描いて収入にしている人もいます。
WEB漫画家とは
パソコンやタブレットを使ってネット上で漫画を描く人のことです。
ブログなどを媒体にしてデジタル漫画を描き、SNSで拡散をしてファンを集め、そこから人気が出てスカウトされるのがデビューの主流になりつつあるのです。
画力や経験の一切ない素人が漫画家としていきなりデビューすることもあり得るのです。
有名なところではワンパンマンという作品を描いたONE氏などがそのパターンです。
ブログの1日あたりの閲覧数が10万人、月間で1000万PVに上ると言われます。
もしこのブログにアドセンスを貼ればそれだけで月収は軽く100万円を越えます。
ストーリーの面白さがあればへたくそな絵でもファンが集まると言ういうことですね。
ちなみにONE氏はワンパンマンだけで1億円を超える収入を得たと言われています。
デジタル漫画を描くパソコン環境
パソコン1台、お絵かきソフト、ペンタブ、基本的にはこれだけあればデジ絵は描けます。
タブレットであれば直接画面にタッチして描くことができるのでペンタブは必要ありません。
お絵描きアプリをインストールして使えます。
クリップスタジオペイント=クリスタというソフトを使う方法もあります。
原稿の管理、下書き、ペン入れ、コマ割り、背景挿入、フキダシ挿入、文字入れまで一通りの作業がこれ一つで出来てしまうスグレモノです。
タブレット用のアプリも用意されています。
プロの漫画家の7割以上がすでにデジタル作画を利用している時代です。
漫画家のイメージも変わりましたね。
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