アーリーリタイヤにもやってはいけないパターンがある
40代~50代で早期退職して悠々自適な生活に入ろうとする人がいます。
確かに経済的には、その場では退職金が入ったり、そこそこの預貯金があったりして、きつい仕事はもうやめようというわけです。
このパターンで仕事をやめてしまうと後悔する場合が多いと思います。
問題は退職した後の生活設計ができているかです。
貯えがあるから当面問題ないと思っているかもしれません。
しかし、お金というのは、ただ使い続けるだけだと、恐ろしく早くなくなってしまうものです。
想像以上に早くお金が底をついてしまい、しかたなく再就職するしかなくなります。
その時、希望するだけの収入が入る仕事があるでしょうか?
40代、50代ではほとんど無いと思います。
あっても重労働か、時給900円のアルバイト程度のものです。
プライドも傷つくでしょうし、それでは生活していくのがやっとです。
仕事をやめるという事は、この年代では二度と今の待遇レベルには戻れないのだという事です。
女性というのは働かない男に魅力を感じないもの
働かなくなって、家でゴロゴロしている夫を奥さんはどう見ているでしょう?
結果的に離婚にまで発展してしまう事も少なくないようです。
莫大な慰謝料と子供の養育費が請求されるだけです。
定年まで働いた後でもこのような問題は多いのです。
実際には、収入うんぬんではなく、家に居るより外で働いている方がいいとなるのです。
まだ働けるのに辞めてしまったら、このパターンに陥るのは必至です。
でも、そうならないでリタイヤを成功させる方法もあるのです。
少なくとも、60歳定年までは今の会社で働いて、年金の受給権は獲得しておくことをお勧めします。
年金があれば、収入が減っても生活費に困ることはありません。
充分でないなら、補助的に非正規雇用で継続すればいいのです。
その場合、労働時間、労働日数を半分くらいに減らして、私生活を趣味で充実させることが出来ます。
なにより、少ない日数でも働きに出ていれば気もまぎれますし、ストレスも溜りにくいです。
リタイヤは緩やかに期間をかけて進めるのがベストです
起業しても安定して継続的収入が入るとは限らない
これも早期退職のパターンです。
一時的に収入が入ったとしても、通常の会社で10年存続できるのは10%以下とも言われるほど、自営というのは簡単ではありません。
僕が提案する在宅起業とは、60歳以降の人生を充実させ、補助的に月5万円~10万円程度を稼ぐ在宅でできる仕事の事です。
あくまでも、補助的と言うのが理想で、起業のためにすべてをささげるのではないのです。
生活に困らないだけの収入を確保しつつ、生き甲斐や趣味と言った自分の嗜好に合った生き方をすることです。
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