62歳からの生活設計は生活費のダウンサイジングから
今月末で僕も62歳になります。
先日、内覧してきた湘南の小さな町、二宮町の物件が一目で気に入ってしまいました。
公社の賃貸の入居条件もクリアできたので今年中に引っ越す予定です。
相模湾を臨む小高い山の上に立つマンション団地の一角がこれからの拠点になります。
決めた理由は、リノベーション済みの綺麗な部屋と5階の窓から見える雄大な景色。
それと、格安の賃料です。
衣食住にお金をかけないのが老後の基本です。
なんと今住んでいる場所より、ここでの生活費は固定費で2万円も安くなるのです。
築年数は古いものの完全リノベーション済みでとても綺麗な建物。
海に近いので夢だった釣り三昧の生活が実現します。
今までなんとなく過ごしてきた場所、生活様式を見直す
現在の住居は7年前に母親が他界して独り暮らしを始めた頃に引っ越してきた場所です。
結婚は過去にも現在もしていません。
結婚願望は40代以降あまり無くなりました。
1人暮らしが長くなるとだんだんこのライフスタイルが自分に合っていると思い始めました。
気ままに自由に暮らせるので問題はありません。
おかげで料理も洗濯も掃除も、生活全般なんでも一人でこなせるようになりました。
コロナ以降、将来を見据えた新しい生活へシフトすることに
コロナの影響で収入が減ったのを機に固定費を減らす必要に迫られました。
サラリーマン生活40年(今も継続中)で支払ってきた年金がありました。
年金事務所で調べてもらうと繰り上げ受給すれば、毎月10万円もらえる事がわかりました。
65歳まで待たずに受給を受けることに。
総合的に見てそれがベストの選択でした。
減った収入は年金で大幅に補填され、さらにゆとりが生まれました。
その分を積み立て投資に回し、将来に備えて資産形成をしています。
トータル的には月収は増えましたが、さらに効率的に資産を増やすためには、毎月かかる固定費を削減する必要があります。
固定費で一番かかるのは住まいと食事です。
町中から郊外へ引っ越しする理由
1人暮らしの自由さのお陰で引っ越し費用もあまりかからず、海に近い場所に終の棲家を見つけました。
釣りを楽しみながらここで暮らしていきます。
家賃は月1万円安くなり、食事は完全自炊、移動の交通費も大幅に削減。
トータルで月2万円ほどのコスト削減ができました。
物件は、むしろ好条件の家が見つかりました。
今は、賃貸物件は空き家がいくらでもあり、建物も綺麗で安い物件が沢山あります。
面倒がらずに探してみれば必ず良い物件に出会えると思います。
釣り、自家菜園も可能、体力に合わせて仕事は減らしつつ、支出を抑え、スローライフにシフトしていきます。
増えた収入と減らした固定費で、トータル5万円ほどのゆとりが生まれました。
かと言って生活レベルは落ちていません。
自給自足の楽しみもあり、食事(料理)の腕は上がりました。
大切なのは楽しみながら楽に生きていけることです。
そこにストレスはありません。
コメント