マイホームは誰もが欲しい夢という時代は終わった
家のない人にとっては誰もがいつかはマイホームを持ちたいと思うものです。
でも今、持ち家が老後の生活設計を破壊するというのです。
40歳で3000万の家を35年ローンで購入した場合、65歳まで働いてもローンは10年残っていて1000万以上残債があります。
さらに固定資産税は持っている限り毎年支払わなくてはいけません。
また、20年目以降建物は老朽化し、修理やメンテナンスにお金がかかるようになります。
ローンが残った状態で離婚したり家族が亡くなるケースもあります。
一人で大きな家は必要ありませんし、支払いと維持費が家計を圧迫していきます。
家をもっていることが老後資金を食いつぶしてしまう事になりかねません。
人口減少で借り手のいない一戸建て中古賃貸が狙い目
一方、賃貸物件は空き家が増える一方で完全に買い手市場となっています。
貸し手側はなぜ老朽化した物件を壊して更地にしないのでしょう？
実は更地にすると固定資産税が上がってしまうのです。
借り手がいなくても家を残しておいた方が節税になるわけですね
解体費用も莫大になるのでおいそれと取り壊しもできません。
人が住まなければ家はどんどん傷みます。
そこで地方ではゼロ円でいいから借りてくれという物件まで出てきています。
土地代も込みでタダで貰ってほしいという物件さえあります。
ゼロ円でも買ってはいけない理由
1人～2人で住める２DK～３DK程度の一戸建て中古賃貸がかなり多く出始めています。
小さくても庭もあり、集合住宅と違い、騒音やプライベートは守られやすいと言えます。
築40年以上ともなれば家賃は激安、市街地なのに3万円代から借りることができます。
もしこの物件を買うか無料で譲渡してもらうとすると、維持費、固定資産税がかかるのです。
固定でかかる費用を背負い込むのは得策ではありません。
65歳以降に大きな生活負担になっていくからです。
古くても広くて住みやすい戸建て賃貸がおススメ
庭付きですし駐車場も広々、家庭菜園さえ楽しめる広さです。
風呂やトイレなど簡易リフォームも大家さんの許可を得ればできます。
むしろ住みやすく手を入れてくれる方がありがたいわけです。
5万円のアパートから月4万円の戸建て賃貸に住み替えることで固定費が大きく減ることになり、戸建てであることでマイホーム気分で生活できますね。
持ち主の苦労、相続税の物納ができない
土地や家を相続すると相続税がかかりますが、支払い能力がある場合、土地や家を税金代わりに物納することは税法上できなくなっています。
所有していれば固定資産税がかかり続けます。
更地にするにも費用がかかりますし、土地を売却すれば所得税がかかります。
その分を人に貸して家賃で賄えば負担は減りますから、何としても貸したいと考えるのです。
そんな古い家が今後どんどん増えていきます。
つまり、マイホームはそういう物件を格安で借りて負担を軽減してく時代になっていきます。
固定費を浮かせて優雅な一戸建てに住み資産形成に回すのが正解
もし家賃6万以上のアパートやマンション暮らしなら、家賃を2万円以上減らして中古一戸建てに住み替えることは十分可能です。
それほど今、物件は豊富です。
地方や過疎の山の中の話ではありません。
ぽつんと一軒家を探すわけでもありません。
移動も便利な市街地にこういう物件があるのです。
その分浮いたお金を老後の資金に投資する方がいいですよね
精神的にも経済的にもこのスタイルが断然おススメです。
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