生き甲斐がない、欲しいと思うなら生き甲斐を見つける事です
60歳になった時、仕事の比重を軽くしました。
それまでは生活のほぼ全てが仕事中心でした。
通勤時間を含めれば、仕事のために費やす時間は14時間にも及び、家に帰れば風呂に入り1杯やってあとは寝るだけ。
休日はひたすら身体を休めるだけで、趣味と言っても本を読んだり映画を見たりといった程度です。
こうゆうライフスタイルで行くとマズイと思い始めたのは50代半ば頃でしょうか。
いわゆるワーカーホリック、辞めた時に燃え尽き症候群に陥ると思ったのです。
ワーカーホリックとは仕事中毒と訳されます。
仕事に依存している比率が高くなると、仕事以外の時間が薄くなってくるわけです。
いつも仕事の事ばかり考えていて、仕事と私生活を切り離せなくなる。
人生100年時代と言われますが、60歳で定年を迎えると残り40年の時間があるわけです。
会社勤め=仕事と捉えれば、会社を辞めると何が残るでしょう?
なんも無し・・・
生き甲斐を失うと身の置き所がないようで、何のために生きているか分からなくなる。
結果、よからぬ妄想に囚われるかもしれません。
実際、真面目な人ほど精神的に病んでしまうケースもあると言います。
生き甲斐を感じる時はどんな時
僕の場合、60歳で勤めていた会社は退職しましたが、直ぐに別の仕事につきました。
生活費を稼がないと生きていけないし、貯えも少なかったのです。
ほとんどの人がそうであるように、60歳リタイヤは現実的選択ではなくなってきています。
但し、それまでのように会社依存型の働き方では体が保ちません。
生活の無駄を省いて支出を減らし、収入の減少分をカバーするようにしました。
仕事環境も通勤時間はほぼゼロの近場です。
短時間で休日もかなり多くなりました。
この変化で手に入るのは自由な時間です。
年金の繰り上げ受給を受けたので生活にはゆとりが生まれました。
その分を老後のための貯金と投資に振り分けました。
投資について自分なりに勉強し、長期分散積み立て型投資信託を選びました。
最初は毎月2万円から、今では月6万円を積み立てています。
この程度の積み立てを始めると、みるみるうちに投資額は膨らんでいきます。
難しいことは考えなくても、年金の半分ほどを投資口座に移しておくだけです。
チャートを見て一喜一憂することは皆無です。
それでも、たま~に残高を見て「おー!だいぶ溜ってきたな」とほくそ笑んでいます。
これも生き甲斐と呼べるかもしれません。
生き甲斐の探し方
会社での仕事量を減らしたのには、もう一つ理由があります。
趣味を充実させるためです。
海釣りを始めたり、メダカの飼育をやってみたり、ヨガや気功にも挑戦しました。
健康面では筋トレやウォーキングもやっています。
今はコロナで行けませんが旅行も趣味の一つです。
旅に出れば写真や動画も撮ります。
最新型のデジタル1眼レフも揃えました。
こうゆう趣味は全てブログのネタになっていて、日々記事を更新するのが楽しみになっています。
動画はスマホで撮りますが、Youtubeにアップするには編集もやらないといけません。
日がな一日こういう趣味に没頭していると時間が経つのが早く感じます。
正直なところ休みは何日でも欲しいです。
ブログや動画にはまっているのはそれ自体が収益化できるからです。
個人的には趣味は楽しみながら収益につながるのが理想だと思っています。
楽しみが収入になれば苦しい仕事とは別の生き甲斐です。
65歳までには会社の仕事は卒業し、趣味と情報発信と投資で暮らしていく予定です。
それは誰にでも実現可能だと思います。
釣り仲間も増えてきましたし、人的交流も盛んです。
一日も早くコロナが収束してくれるのを願うばかりです。
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