肉食やめました その結果は・・・

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ぺスカタリアンとは何?

40代、50代と高齢化に従って新陳代謝が鈍くなってきます。

歳を取ると食べたものがエネルギー(熱)に変わって消費されるというサイクルが鈍ってきます。

消費されないと体に蓄積されていく。

それが脂肪やコレステロールで、肥満、心臓疾患、糖尿病、ガン、脳卒中といった生活習慣病につながると言われています。

僕も最近、健康診断の度に総コレステロール、中性脂肪が高いという結果が必ず出て来るので、お医者さんからももう少し痩せましょうねと言われています。

血圧も高く、薬を処方されています。

そこで始めたのがぺスカタリアンという方法です。

あとで詳しく説明するので最後まで読んでくださいね。

自分の健康は自分で守る

身長161cmで体重68kgですから、BMI値も軽く25を超えています。

そこで、目標体重を58kgにしてダイエットと運動を始めたのです。

しかしこれが中々うまく進まず、無理に食事制限して2kgくらい落としてもすぐ戻ってしまう。

筋トレもウォーキングもやったりやらなかったりで・・・

昔ほど痩せにくくなっているのがよく分かります。

半年ほど続けて思うほどの効果が得られず、なにかいい方法はないものかと考えていました。

健康で痩せたいなら16時間断食はダメです絶対

その中でオートファジーと言うのがありました。

1日16時間を連続して絶食し、残り8時間は何を食べてもいいという方法です。

16時間を超えた辺りから、自食作用が働きだして、自らの体内脂肪を消費し始めると言われています。

その結果痩せて、健康になると言う訳です。

若い人たちの間でも流行っているようです。

この方法ですが40代以上の人にはお勧めしません。

ましてや50代以上ではリスクが大き過ぎます。

断食はファスティングとも言いますが、高齢者には負担が大きいのです。

やるとしても専門家や医師の指導の下でやる方法です。

気軽にやるのは危険です。

普通に考えれば分かることですが

断食のリスクとは、どんなものがあるでしょうか。

話題のダイエット「断続的断食」 英専門家がメリットと注意点を解説
優れた健康メリットがある一方で、考慮すべきデメリットもある

長時間食べないと当然血糖値が下がります。

そこへ急に食べるとどうなるかは分かりますよね。

今度は急激に血糖値が上がってしまいます。

これを繰り返すとインスリン耐性が低下し、糖尿病になるリスクが増大します。

そして、リバウンドしやすい体質になっていきます。

僕も1か月ほど試してみて、一時的に4kgほど落ちましたが、きつすぎるのとやめた後のリバウンドがものすごいのです。

特に血糖値の急な上がり下がりは、危険度が高すぎるのでやめました。

寝ている間にもカロリーは必要、夜はご飯を食べる

寝ている時が生活の中で一番カロリーを消費するって、本当ですか? 医師が回答
「就寝時のカロリー消費」に関して、ニッポン放送「健康あるあるWONDER4」(1月19日放送)で解説された。 番組に寄せられた健康の疑問『寝ているときが生活のなかでいちばんカロリーを消費すると聞きました。それって本当です...

筋トレをやっている人はよく、夜は炭水化物を食べないと言います。

そして、タンパク質を摂取する。

つまり肉やプロテインなどです。

筋肉をつけ、ダイエットで脂肪を減らすのが目的だからです。

確かに筋力も必要だし、脂肪の付き過ぎはよくありません。

しかし!寝ている間にもカロリーは必要で、むしろ炭水化物を摂取した方がいいとも言われています。

これは理に叶っていると思います。

夜は8時前に和食中心のメニューで食事を摂る習慣にしてから、寝つきがいいし、朝すっきりと目覚めるようになりました。

ちゃんと必要な栄養が脳に働いているという事でしょう。

ダイエットには、高蛋白質、低脂質、低糖質がいいと言われますが本当でしょうか?

健康と言う観点から考えると、この低糖質、高タンパクについては真逆の方法も提唱されています。

それが今僕がやっているぺスカタリアンになるという方法です。

中高年のダイエットには低糖質、高タンパクの真逆をいくのが正解

肉を食べないというとイメージするのは「ビーガン」や「ベジタリアン」です。

動物愛護など、健康と言う観点より、思想的イメージがあります。

これに対してぺスカタリアンとは一体どういう意味があるのでしょう?

簡単に言うと、獣の肉は食べないが、魚はOKということ。

人によっては卵や牛乳も取らないというパターンもありますが、卵、牛乳はOKです。

ぺスカタリアンなどと聞きなれない言葉で言うと、ちょっと身構えてしまいがちですが。

何のことはない、本来の日本食文化そのものなのです。

牛や豚、鶏などの食肉文化はいつから始まったのか

日本でも古代から食肉の文化はあったと言われています。

主に狩猟で得た野生のシカやイノシシなどを食した記録があるそうですが、現代のような家畜として食用の動物を飼育するようになったのは明治以降に西洋料理が入って来てからです。

焼肉が広まったのは戦後からと言われています。

庶民の食生活は、コメなどの穀物や野菜と魚が主流だったのです。

肉を食べないと力が出ないとかいう事もなく、魚と野菜と米、味噌、醤油などの調味料があれば十分とも言えるわけです。

実際に肉を制限してどうだったか?

結論から言いますと、何ら不足を感じません。

そろそろ3か月を過ぎますが、むしろ調子がいいくらいです。

日本食ベースにすればメニューは無限にある

実感できる事として以下が挙げられます。

  • 3食きっちりごはんとみそ汁、漬物、魚を食べるので空腹感も無し
  • 体臭がきつくなくなった
  • 徐々に体重が減ってきた
  • 血圧が下がってきた
  • 熟睡できるようになり、目覚めも良くなった
  • 疲労感が明らかに減ってきた

断食や過度な脂肪、糖質制限と違い、普通に食事するので違和感もないし、辛くもない。

また、ご飯、みそ汁、漬物、魚という食事の柱があることで、メニューが簡単で作りやすい。

食材の無駄が無くなり、食費の節約につながったのは嬉しいオマケでした。

梅干し、納豆、ゆで卵、野菜を使った保存できる副菜があれば、殆ど最強の栄養食です。

肉食べなくて大丈夫です。

よく考えると、牛や豚の食べてるのって草や植物じゃありませんか。

でも完全に禁止してしまったわけではなく、友人と会食すれば肉も普通に食べますし、食べたければたまには食べてよしというくらいのスタンスで。

最近は、あまり肉を食べたくなくなってきて、むしろ体調がよくなり、痩せても来たので、このまま行けると思っています。

むしろ、たまに肉を食べると胃がもたれて、苦しい感じがします。

そして翌朝胸やけに苦しみます。

肉やめるのはさほど決意を必要としません。

なにしろ、無理なくちょうどいいくらいです。

肉無し生活、中高年にはお勧めの食生活です

ちなみに筋トレもウォーキングもちゃんと続けています。

以前より疲れなくなり、持久力もアップしました。

肉やプロテインは不要、筋肉は魚と植物性蛋白質から作る

ボディビルダーの中には、サプリメントもプロテインも取らず、納豆やみそ汁、ご飯中心でトレーニングして健康的に筋肉を維持できている人もいます。

肉食わないと筋肉が発達しない、力が出ないというのはただの思い込みです。

肉食文化は欧米人の習慣で、日本人には日本人に合った食事が一番です。

たらふく食べているのに3か月でお腹が引っ込み、体重2キロ減です。

血圧下がりました。

加齢臭きつく無くなってきました。

身体が悲鳴上げているの聞いたことありますか?

プチ断食を紹介している記事で、現代人は食べ過ぎで内臓が疲れているから休ませるほうがいいというのがあります。

身体が悲鳴を上げているから休ませましょう?って意味不明です。

生まれてから死ぬまで食事して生きていくのです。

「疲れているから休ませましょう」で食べないではなく、むしろちゃんと食べて、バランス良い栄養補給を心掛けるべきなのではないでしょうか?

一汁一菜というのは修行僧の食事でよく聞く言葉です。

ちなみに修行僧は栄養不足で脚気になるそうです。

私たちの日々の食事は、修行ではなく生きていくための習慣です。

玄米ってまずい・・・

マズいモノ無理して食べるの苦痛じゃありませんか?

だから続かないです。

白米でいいと思います。

マニアは極端に走りやすい傾向があります。

結果として偏りがちになります。つまり偏食です。

一汁一菜や玄米食は僕には無理ですからやりません。

白米にも充分に栄養が含まれているのですから。

美味しい方がいいに決まってます。

お米だけで栄養摂っているわけじゃなくて、食べてるもの全体でバランス良く摂ればいいんです。

青汁だってマズいのは昔のことで、今のは美味いです。

ご飯、野菜たっぷりのみそ汁、魚、梅干し、そして納豆や漬物と言った発酵食品。

完全食である卵、カルシウム摂取に牛乳も摂ります。

これだけ揃えたら、粗食どころか豪華なごちそうです。

しかもバランスがいいのです。

日々の食事を見直してみる「足し算と引き算」

「多く撮り過ぎているものを引き、足りていないものを加える」というのが食事改善の基本です。

だから、摂り過ぎていた動物性蛋白、脂を引いて、足りなかった炭水化物を足してみると

ちょうどいいバランスになります。

そのバランスがとりやすいのが普通の日本食(家庭食)です。

食べ過ぎず、少な過ぎず、間を空け過ぎずです。

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